2015年5月第二週
第18回:「お元気様です」の挨拶で幸せな人生を送ろう
盛和塾塾生の間では、「お元気様です!」と声を掛ける慣わしとなっています。皆様は、急にそう言われても、これまでの「お疲れさまです」と言いなれた言葉を変えるには抵抗があるかもしれません。朝礼時の理念・方針の唱和はもとより終礼時に行う三省の唱和後に、各部門は、「お元気様です」と大きな声を発するようにしましょう。大きな声で「お元気様です」と声を掛ける習慣を身に着けることで、なんとなく元気が湧き出るものです。是非、試してください。
プラスのイメージを持つ言葉は、相手を勇気付け、自分も勇気付けます。マイナスのイメージの言葉は、相手をくじけさせます。例として、立教大学での実験とテンポバスターズの社長レースの逸話をここに紹介します。
山の山頂から降りてくるグループと,ふもとから登ってくるグループに分かれ、ひとりずつ500メートルくらいの間隔で、途中で出会ったときに、降りていく人が登ってくる人に三つの言葉をかけるのです。先ず一つ目は「顔色が悪いですね」、二つ目は「元気がありませんね」、三つ目は「休んだらいかがですか」というように声をかけます。
降りてくるグループにそんな言葉をかけられた登るグループでは、意志の弱い人はたった最初のグループと出会っただけ(顔色が悪いですねと挨拶されただけ)でリタイアし、どんなに根性のある人でも持たなかったというのです。つまりそんな言葉をかけられ続けて登頂できた人はひとりもいなかったということです。